【HITOWAキッズライフ】保育園とおそうじ本舗で行う特別企画「キッズおそうじチャレンジ おそうじ本舗コラボイベント」実施レポート。清掃活動によって地域へ開く多世代交流や、自立心の芽生えを創出

2022年11月22日 プレスリリース

~ 大人、地域との"つながり保育"を実践、子どもたちの"今と未来"へつなぐ取り組み ~

生活総合支援サービスを提供するHITOWAグループで、保育園「太陽の子」や「わらべうた」等の運営を通じて子育て支援事業を展開するHITOWAキッズライフ株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:髙石 尚和、以下HITOWAキッズライフ)では、『キッズおそうじチャレンジ』を今年度(※2)全園で実施することを決定しました。この取り組みは、生活する環境を自分できれいに保つ "自立心" と、仲間(家族)と一緒に協力して目的を果たせる "社会性" を持つ子どもを育てることを目的として始まり、この度実施した『キッズおそうじチャレンジ おそうじ本舗コラボイベント』は、HITOWAグループで1,754店舗数(※1)を持つハウスクリーニングチェーン「おそうじ本舗」とのコラボレーションで実現したもので(※3)、「おそうじ本舗」スタッフと多世代交流をしながら、園のある地域社会ともより深くつながる機会となります。

  • 1)2022年9月末時点、HITOWAライフパートナー株式会社調べ
  • 2)2022年10月1日~2023年9月30日
  • 3)特別イベントは全園実施ではありません。

家族とくらしを支えるHITOWAグループの連携から生まれた『キッズおそうじチャレンジ』。生活する場を自分できれいに保つ体験がもたらす気づきを丁寧に育てる

HITOWAキッズライフが運営する「太陽の子」、「わらべうた」保育園では、"心が動く体験" と "豊かな対話" で、つながりを創造する"つながり保育"を理念とし、さまざまな取り組みによって、子ども・保護者・地域・保育者が助け合う "つながり保育" を日々実践しています。
その取り組みの一環として推進している『キッズおそうじチャレンジ』は、今年度より全園での実施が決定し、グループ企業が展開する「おそうじ本舗」の技術講師が監修したプログラムを用いた本物の体験が魅力のひとつとなっています。日本では昔から身の回りの整理、整頓や毎日使用する場所の清掃をすることで得られる効果を大切にしてきました。当社では『キッズおそうじチャレンジ』により、生活する場所を自分できれいに保つ自立心や、主体的に掃除をすることで仲間と協力しながら発見、工夫、達成を繰りかえすことで課題解決力や社会性を育てる機会としています。身近な "おそうじ" から社会の "おそうじ" へと目を向け、地域とつながりながら世界を広げていくことを期待し、運営する各保育園が有効に活用しています。

また、近年は社会構造の変化における影響から価値観や生活様式が多様化する一方で、核家族化や地域コミュニティーの衰退など、子どもの育ちを巡る環境が変容しています。そうした観点からも、『キッズおそうじチャレンジ』は園児たちが家族と保育者以外の大人と関わること、地域コミュニティーとのつながりを深くしていくことに貢献することで、私たちが掲げる''つながり保育''の実践に最適な機会として発展を遂げているのです。

「楽しくきれいに」がモットー。園児はおそうじが大好き!

おそうじを始める前に、オリジナル紙芝居を使っておそうじについて、ごみの種類や仕分け、使用する道具などを説明します。『キッズおそうじチャレンジ』を考案した当初、発案者らは「掃除を子どもたちにどうやって楽しんでもらうか?」に頭を悩ませましたが、実際には園児たちはおそうじを "人の役に立つこと" として、喜んで取り組んでいました。子どもたちは本取り組みをきっかけに、汚れやごみに気がつくようになり、園だけでなく家庭でも自主的に身の回りをきれいにする意識が芽生えていきます。その結果、家族や先生に喜んでもらえることを知り、他のお手伝いも率先して取り組むようになるという変容へとつながっています。

「おそうじは楽しい」、「きれいになるのは気持ちがいい」という原体験を大切に、普段の保育にもつなげていくことで、園児一人ひとりが自分の気づきを得ていくことを大切にしています。

おそうじを始める前にオリジナル紙芝居を用いて楽しく学ぶ

清掃場所の公園でゴミを拾うトングを渡して説明するスタッフ

子どもの目線で見た世界。大人にも気づきが生まれる

大人が見逃しがちな視界からごみを見つけてきた園児

可燃ごみと不燃ごみの区別に迷い、「おそうじ本舗」のスタッフに確認していた園児

「太陽の子つつじヶ丘保育園」の『キッズおそうじチャレンジ』を終え、担当した「おそうじ本舗」のスタッフは、「園児たちは自分の意見を主張ができ、挨拶もしっかりしてくれる」、「大人が気づけないごみに子どもは気がつく。視界や視点が違うことでこちらも発見がある」との感想があり、さらに子育て経験の豊富なスタッフからは「掃除や環境、清潔に、など難しく考えなくていい。体験したことで頭のすみに残るもの」と、本取り組みへの思いを述べていました。

青山園長と今回のチャレンジを担当した「おそうじ本舗」のスタッフ

『キッズおそうじチャレンジ』に寄せる関係者の想い。おそうじは「未来をつくる活動」

青山 佐弥子(太陽の子つつじヶ丘保育園 園長)

こうしたイベントは、きっかけづくりとしてとても重要だと思っています。食と同様、清掃は生きる営みの ひとつであり、難しいことはまだ理解できないとしても、大切にしなければならないということを伝えています。身の回りを清潔に保つということは己と向き合うことにつながり、日本人の文化・美徳として大切に受け継がれてきました。保育園で過ごす時期は人格形成においてその基礎を育む大事な時期でもあります。食・清掃・挨拶など生活における基盤になることについては特に丁寧に伝えていくことを日頃から心がけています。

尾崎 真(HITOWAライフパートナー株式会社 くらしスタイル研究所 所長)

掃除をすると自分自身の中と外が整う。気持ちも整い、外的環境に影響します。この取り組みでは、遊びの要素を入れることで園児たちに抵抗なく取り組んでもらえています。生活する環境を保つこととは、環境を自分で整える自立心につながります。仲間、友だちと一緒に活動してきれいにするということで社会性をもはぐくめるはず。また、スタッフたちも子どもと清掃を共にする体験が仕事へのモチベーションとなり、ハウスクリーニング業の明るい未来をつくっていくことにつながる活動と考え、大切にしています。

今回の『キッズおそうじチャレンジ』は、日頃遊んでいる公園で行いました。保育園を運営する地域社会や地域コミュニティーに対し、関わりを深めていく機会としても大切にしてまいります。私たちはこれからも''つながり保育''の実践により、子どもたちの健やかな成長を支えてまいります。

HITOWAキッズライフ株式会社 概要

所在地
〒108-6215 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟
TEL
03-6632-7703
設立
1997年2月
資本金
1億円
事業内容
子育て支援サービス、子育て支援施設の展開、運営、コンサルティング
代表者
代表取締役社長 髙石 尚和