「エアコンの2027年問題」でさらに家計負担増? 約4割の回答者が"10年以上使用"の実態 「買い替え?延命?」家庭のエアコン事情を調査
生活総合支援サービスを展開する株式会社HITOWAの国内1,803店舗(※)を展開するハウスクリーニングチェーン「おそうじ本舗」では、今年1月、全国の30代〜60代の男女計1,000人を対象に「エアコンの2027年問題」についての認識実態について調査しました。
<調査結果のポイント>
1. 約4割の回答者が10年以上エアコンを使用
2. 約8割の回答者が2台以上のエアコンを保有
3. 約7割が節電目的でエアコンクリーニングを検討
調査の背景
エアコン業界では、2027年度の省エネ基準強化に伴い「エアコンの低価格帯モデルの大幅な減少・価格高騰(いわゆるエアコンの2027年問題)」が起こる可能性があると予想されています。
今回、「エアコンの2027年問題意識調査」アンケートの回答者1,000名の中から、持ち家(戸建て・マンション)にお住まいの660名の回答を集計しました。
『エアコンの2027年問題』とは?
2027年度から家庭用エアコンに適用される省エネ基準が大幅に強化されることで、基準を満たさないエアコン(省エネ性マークのない製品)が製造・販売できなくなる問題を指します。
これまでリーズナブルな価格で選ばれてきたスタンダードモデルのエアコンですが、そのほとんどが新基準を満たしていません。そのため、これらの低価格帯のエアコンは市場から姿を消す可能性が高いといえるでしょう。
その結果、家庭や企業では、「購入費用が上がる」「選べる機種が減る」という変化が起こり、エアコンの買い替え時期や選び方を見直す必要が出てくるのではないかと言われています。
こうした一連の変化をまとめて「エアコンの2027年問題」と呼んでいます。
(※)2025年9月30日現在
エアコン使用データの主な結果
『自宅に「2台以上エアコンを設置している」が約8割』
「ご自宅に設置されているエアコンの総台数」を聞いたところ、「2台〜3台」以上と回答した方が83%となりました。
一方で1台の方は15%という結果となり、「その他」の回答の中で北海道など寒冷地の方は持っていないという回答もありました。
『利用頻度の高い部屋ほどに高グレードエアコン』
「リビングや主寝室など、メインのエアコンの購入時価格」を聞いたところ、スタンダードモデル(10万円未満)が31.2%、「中級モデル」と「上級モデル」の合計が53.2%となりました。
一方で15.6%の方は「価格やグレードを覚えていない」と回答しており、これは使用年数が経つにつれて、購入時の価格や判断基準が曖昧になるなどの理由が想定されます。
また、多くの回答者では、使用頻度の高い部屋であるリビングまたは主寝室に、「中級モデル」または「上級モデル」を設置している傾向が見られました。
約4割の回答者が「同じエアコンを10年以上使用」
家庭に設置されているエアコンのうち、最も古い機種の年数を聞いたところ、9年以下は37.2%、10年以上は43.3%という結果になりました。
エアコンの修理部品保有期間は業界基準として「約10年」とされているため、約4割の回答者がその期間を超えたエアコンを使用していることになります。
また、19.4%は製造年を把握していない、という結果となりました。
約7割が「節電効果」でエアコンクリーニングを検討
エアコンクリーニングの「節電効果」について、約7割の方が「非常に強い動機になる」「ひとつのきっかけになる」と回答しました。
一方、「あまり関係ない(衛生面・カビ対策の方が重要)」との意見も3割近く見られました。
おそうじ本舗としての調査結果の解説
今回の調査から、一般家庭でのエアコン複数台保有が一般化する一方で、全体の約4割の回答者が10年以上使用されている実態が明らかになりました。
エアコンの標準使用期間を10年と設定しているメーカーもあります。また、購入から10年を超えると、部品供給の終了により故障時の修理が困難になるだけでなく、2027年以降は省エネ基準の強化に伴い、希望する価格帯のモデルが手に入らなくなる恐れもあります。
2027年度からの新基準導入により、これまで主流だった低価格モデルの減少が見込まれ、今後は選択肢や価格帯が大きく変化する可能性があります。 一方、2027年以降に登場する新型モデルは、10年以上前の機種に比べて電力を20〜30%ほど削減できる場合もあります。リビングや寝室など利用頻度の高い場所については、買い替えによる電気代削減効果が大きく期待できるでしょう。
ただし、比較的新しい機種については急いで買い替える必要はありません。使用年数や設置場所ごとの頻度を確認し、無理のない範囲で判断することが大切です。
また、日々のメンテナンスも重要です。フィルターの目詰まりや内部の汚れは効率低下を招くため、特に夏場は「2週間に1回のフィルター清掃」を心がけることで、消費電力を抑えられます。
今後は、「古い機種は計画的に買い替える」「まだ使える機種は適切にメンテナンスする」といった状況に応じた使い分けが、家計負担の軽減につながると考えられます。
ハウスクリーニング商品開発 技術責任者
尾﨑 真
おそうじ本舗の商品・サービス開発責任者を務め、国家資格であるハウスクリーニング技能士。
多くの洗剤や機材のメーカーや研究者と繋がりがあり、最先端の洗浄技術に係わる知識は業界でも随一。専門的なプロの技だけでなく、家庭で簡単にできるお掃除術などの知識を活かして、テレビ・雑誌・新聞など多くのメディアで活躍中。
調査の詳細
「エアコンの2027年問題意識調査」
株式会社HITOWA ライフパートナーカンパニー調べ
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国
調査対象 : 30代〜60代の男女(専業主婦・主夫/学生/無職を除く)
調査期間 : 2026年1月8日(木)
有効回答数 : 1,000サンプル
調査実施 :株式会社クロス・マーケティング
企業情報
株式会社HITOWA
- 所在地
- 〒108-6215 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟
- TEL
- 03-6632-7700(代) FAX:03-6736-5590
- 設立
- 1997年2月
- 資本金
- 5,000万円
- 事業内容
- フランチャイズ事業(ハウスクリーニング、訪問鍼灸マッサージ、靴・カバンのリペア)、マーケットプレイス事業、給食事業
- 代表者
- 代表取締役社長 兼 CEO 須原 清貴
カンパニー情報
株式会社HITOWA ライフパートナーカンパニー
- 所在地
- 〒108-6215 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟
- TEL
- 03-6632-7701(代)FAX:03-6736-5591
- 事業内容
- フランチャイズビジネスサービスの提供(「おそうじ本舗」、「KEiROW」、「靴専科」、等)
- 代表者
- カンパニー社長 宮崎 洋平
本件に関するお問い合わせ先
-
株式会社HITOWA
ライフパートナーカンパニー
経営戦略本部 マーケティング部
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