行動指針:本質を見極め素早く行動する
HITOWAキッズライフ
人材開発課
営業から人事への
キャリアチェンジ
「未経験だけど人事の仕事にチャレンジしたい!」
新卒で3年間法人営業を経験した後、HITOWAキッズライフの門を叩いたのは2018年のことだった。同社を選んだ理由は、保育という世の中になくてはならない事業領域でチャレンジングに働けると思ったから。人事未経験という不安はあったものの、持ち前のチャレンジ精神で乗り越えていくべく、キャリアチェンジを決断した。
それぞれの園の方針や勤務シフト、雰囲気、子どもたちのキャラクターなど、保育士採用の上で考慮しなければいけないことは多い。しかも、100以上ある園の状況を的確に把握し、最適な人材を採用していかなければならない。いくら望んでいた環境とはいえ、決して容易な仕事ではなかった。それでも彼女は前向きだった。
「この会社は未経験で入社した私にも、応募者の合否など重要な決定権を与えてくれました。つまり、自分の意見や意志が求められるということ。これほどの裁量が与えられるとは思わなかったけど、すごくやり甲斐を感じました」
大きなプレッシャーを背負いつつも、新たな人生が幕を開けた。
突然の連絡。
採用した保育士の早期離職
少しずつ人事の仕事に慣れてきたある日、園から一報が入った。
「あの、先日採用して配属していただいた○○さんが退職したいと言っていて……」
突然の知らせに頭の中が真っ白になる。
「あれ? 聞こえてますか?もしもし??」
「……は、はい」
「大丈夫ですか?」
「理由を、理由を教えてください!」
我に返ったものの、声を絞り出すのがやっとだった。
理由はシンプル。園の雰囲気とのミスマッチだった。いくら面接で説明しても、実際に働いてみないとわからないことは多い。人によっては働いてみて「聞いていた雰囲気と違う」と感じてしまうこともあるだろう。「でも……もし他の園だったらうまく馴染めていたかもしれない。私がこの方の性格や強みをもっと正しく把握できていれば、こんなことは起きなかったのでは」反省と後悔の気持ちでいっぱいだった。これが彼女にとって、保育士の早期離職の課題に気付くきっかけとなった。
二度と同じ失敗を
繰り返さないために
「もう同じ後悔はしたくない」
前を向き、人材開発課のメンバーと意見を出し合い、再発を防ぐためのオペレーションを整備していった。「会議の中で見えてきたのは、“入社からしばらくは人事でもサポートしていく必要があるのではないか”という仮説でした」
そこで入社から半年間を目安にサポート体制を整えていった。まずは入社から1週間後にアンケートを実施。「園の印象はどうか」「スムーズに馴染めそうか」「困りごとはないか」などをヒアリングし、ミスマッチがないかを確認。その後も、サポート窓口を人材開発課に設け、入社から半年間はいつでも何でも相談できるようにした。
「応募から入社までが仕事だと思っていたけど、本当はそうじゃなかった。ちゃんと定着するまで支援するのが私のやるべきことだったんです」まだサポート体制を取り入れてから間もないが、少しずつ手応えは感じ始めている。
「すごく嬉しかったのが、私が採用した保育士さんが数年後主任になっていたこと。園長からも『○○さん、すごく頼りになりますよ』と声をかけてもらえて。きっとご本人にとっても、園にとっても、何より園児たちにとってすごくプラスになったと思うんですよね」
園のため、入社した保育士の方のために何が一番重要なのかを確信した姿がそこにはあった。
大事なのは、
コミュニケーションの“量”
「改めて実感しているのは、人事はご応募してくださった方の人生に大きな影響を与える仕事だということ。ですから、できる限り皆様としっかり対話するように心がけています。履歴書や経歴だけで判断しない。そのうえで自分の意志を持つことが大事だと思います」
これまでの活躍が評価され、彼女は主任としてメンバーのマネジメントを担当するようになった。そこでもやはり“対話”を重視しているという。「とにかくちょっとしたことでもこまめに共有して、それぞれが保有している情報量を統一化しておく。意外と普段のおしゃべりから大事な情報を得ることもあるので、コミュニケーションの量や頻度は増やすようにしています。メンバーにも自発的に発言して欲しいので、対話のための時間を設けるというよりも、仕事以外の話題も含めて雑談ベースで情報共有することを大切にしています」
そして最後に、今後の目標を明かしてくれた。「目標は2つあります。1つは社内で“中途採用のことなら彼女に聞けば間違いない”という存在になること。私が成長すればするほど採用成功確率は上がると思うので。まだまだ志半ばですが、人事のプロフェッショナルとして成長していきたいと思います。もう1つは、社内の『チャレンジ役職制度』や『FA制度』などを活用し、新たなポジションや別部署での業務も経験してみたいと思っています。なんと言っても挑戦し続けられることが、この会社の魅力ですから」さらなる高みを目指して。彼女の心に灯る挑戦の炎は、今日も真っ赤に燃え上がっている。
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